いつも西村矯正歯科クリニック.のホームページをご覧いただきましてありがとうございます。
今年は、院内だよりの掲載頻度を増やして皆様に歯科矯正治療の情報を始めとして、いろいろな情報発信をしていければと思っております。
さて、2014年に入り嬉しいニュースがありました。
アメリカ矯正歯科学会誌( American Journal of Orthodontics and Dentofacial Orthopedics)に投稿していました症例報告が、2014年1月号に掲載されました。
その症例報告が「Case of the Month」に選ばれたのです。
「Case of the Month(今月の症例)」は、AJODO(アメリカ矯正歯科学会誌)の編集長(editor-in-chief)であった故Kokich先生が編集長に就任した時に作ったものだそうです。その月に発刊される雑誌の中の症例を一つ取り上げるもので、Kokich先生が編集長であったときには、AAO(アメリカ矯正歯科学会)のHP上でKokich先生がビデオに登場してその症例のトピックについてお語りになったそうです。Kokich先生は、心臓疾患のため昨年7月に急逝されてしまいました。「Case of the Month」に選ばれましたがKokich先生からビデオを通してコメントを頂けないのが非常に残念です。Kokich先生がAJODOの編集長としていろいろなご活躍をされたことに敬意を表するとともにご冥福をお祈りいたします。
偉大な先生がお作りになった「Case of the Month」に、自分の症例報告が選ばれたことを光栄に感じます。今後益々精進できるように努力をしようと強く感じました。
添付した画像は、1月現在のAJODOのホームページです。右下の赤い線で囲まれた部分(赤矢印で示す)が「Case of the Month」のコーナーです。世界中でもっとも権威のある矯正歯科雑誌の一つであるアメリカ矯正歯科学会誌のHPのメインページに自分の症例報告が大きく掲載されたことに嬉しく思うと同時に誇りに思いました。
年頭から嬉しいニュースをいただき今年1年を充実させたものにしようと改めて決意しました。
最後に、症例報告のご協力にご快諾いただきました患者様に御礼申し上げます。また、ご指導・ご鞭撻いただいた共著者の先生方や今まで研究・臨床をご指導いただいた諸先生方に感謝申し上げます。
院長 西村 真